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「炬」おしゃべり リヅムと云ふこと-2

著者:若月佑孔 / 元ブログ投稿日:2023-11-04

 

人は、一人一人にその拍子が違ひます。

それぞれ独特のリヅムを持って居るものですが、それにも、人に好かれるリヅム、人に嫌がられるリヅムの人があります。
 

本人は気がつかないのに、その人が来ると陽気になるリヅムを持っていたり、黙っていてま座を陰気にして終ふリヅムの人もあります。
一軒の家にもリヅムがあります。陽気な感じの家や、陰気なリヅムの家です。明るい彩光があつても陰気な家や、陽気すぎて、落付けない家もあります。
 

それが住む人達によって、明るく、暗くなる時もありますが、家そのものにもあるのです。ですから陰気な家に住んで人間まで陰気になっているのでないでせふか、普段に気付かない大きな大きな目に見えず耳に聞えないリヅムの影響は大きいと思ひます。
 

一つの部屋でも調度品一つでリヅムが変ります。荘重なリヅムを作り出すなら、古代の大きな壺か、仏像でも飾りませふ。
 

私の部屋は静かなリヅムを保って、お客様に落付いて貰はねばなりません。若し赤い腰ひもでも掛けておいたら、お客様に疑はれて、もふおしまい。
 

さて、お話の調子を合はせると、相手はよろこびます。グチグチのリヅムの人も、陽気なリヅムの人もあります。それを気付かずにお話すると相手にいやがられます。先づ最初は 相手のリヅムに調和して、お話に乗ってやらねばなりません。
 

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