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「炬」おしゃべり "根っ子"のはなし―1

著者:若月佑孔 / 元ブログ投稿日:2024-01-20

 

ネッコ、根っ子、近頃 根っ子の会と云ふのが諸区に出来ました。田舎から東京に働きに、お勤めに来ている青少年男女が 何処か一緒に集まって、いろいろ話し合ひ、助け合ひ、共に喜びを分ち、苦しみを分ち合ふ会なそうです。結好なこと。
 

「彼奴は根情が曲っているよ」などよく云はれる言葉です。木の根は 木の心なのです。人を木にたとへますと、幹は 躯と態度、枝は技能と姿、葉は言語と容色と云ふ事になりませう、そして根は、心と躾なのです。
 

人を木にたとへて見ることは、確かに面白い考へ方で、ですから「相」と云ふ字も、木を目でみると云ふ意味そして、木を見ると根の状態も判ります。枝の延びて居る方に根が伸びて居るそうで、枝の生長を止めるには、その方向の根を切るとの事です。盆栽なんかは根を伸ばせないのであの様に小さい乍ら老木になるのでせう。


相と云ふ字は"スガタ"と云ふ意味ですが、又、これは移り変って行くスガタ、又、移り変るスガタの 根本のものの意味なのです。
 

社会相と云へば社会の過去から現在、現在から未来に変化しやふとする姿の中に一貫して通ずるもの、因縁的なものの根本をなして居るものを社会相と云ひます。
 

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