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「俺はこう思う」 三日坊主-6

著者:若月佑孔 / 元ブログ投稿日:2025-04-30

 

錐は袋を脱すと言う事がある、会社に這入ったら、ジャンジャンけんかして出て終うんだね、そんな良い会社に這入って、社員としては立派でも、世の中を一人で歩るけない「能なし」になるより、いっそ、壊れかかった会社、インチキ会社、貧しい個人会社に這入って、破産する状況を見るさ、インチキして儲けるところも見るさ、ヤリクリも覚えなさい。そして、三つ四つ会社を歩るき廻る中に、世の中とは如何にウソで固めてあるか、看板は立派でも内部のカラクリは斯う、上役の空威張りと無能、下役の口先オベンチヤラ、何故こんなにゴマカサネバナラヌノカをよく味ったら、会社の見方、人の見方、経營のコツが覚えられる、そうなったら、一人前の男だ、自分さへ悪るい事を仕なければ、どこに転がって居たって、天下をネラう大伴の黒主だ。思ひ切った大仕事も出来る、野良犬でも結好、根情が強いから、どんな仕事でも引受けて安心さ、まあ、斯うなる為には四五年ムダメシを食うことだね。方々で「むだめし」を徹底的に喰うこと、只、人が三年でやることを一年でやる主義のこと、


若い時だから、経済的負擔も少くないし、体力があって疲れないし、覚えも早い、これが四十才にもなって、さあ俺は?六十の停年退職になって終ってから、私は何をしたら良いでせうか?それこそ、六十年を、只の「むだめし」食いで過ごしたことになる。


梅干は、青梅の時、塩でウンともんで置くものだ。
 

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