「浄瑠離、葛の葉に題して、」
市女笠 抱いて狐の 泣くよるは
篠田の森の 月白ろからず。
紅鹿の子 帶もかなしく
人の世を
たもとも小さく
泣くきつねかな
太捍の音につられて 恋の所作
泣きつかれたる きつね 哀れや。
狐をは 舞ふ 人のわざの 憎くらしや
泣かず かざしを チリと振るかな。
著者:若月佑孔 / 元ブログ投稿日:2025-05-11
「浄瑠離、葛の葉に題して、」
市女笠 抱いて狐の 泣くよるは
篠田の森の 月白ろからず。
紅鹿の子 帶もかなしく
人の世を
たもとも小さく
泣くきつねかな
太捍の音につられて 恋の所作
泣きつかれたる きつね 哀れや。
狐をは 舞ふ 人のわざの 憎くらしや
泣かず かざしを チリと振るかな。